こんにちは。徳山聖徳(まさのり)です。
20年近く、三井温熱療法を中心とした施術をしております。今回は、肩こりについてのブログ、第4回目となります。
(肩こりの科学)、と題したブログは全5回となっております。
- 第1回目のブログ。(肩こりの科学)骨と関節の劣化
- 第2回目のブログ。(肩こりの科学)筋肉の緊張
- 第3回目のブログ。(肩こりの科学)内臓反射の生理学
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【三井温熱ブログ】(肩こりの科学)コリ感とだるさ
あなたの感じる肩こり。
コリ感とだるさ、という言葉であってるでしょうか?
もしご正解なら、そのコリ感とだるさの原因は、血液の流れが悪いから。ということになります。
見た目は大きな筋肉であっても、実際には、細胞1個1個がたくさん集まって筋肉そのものになっています。
そして、細胞1個1個は、あなたと同じように酸素が必要だし、飲み物も食べ物も必要。飲んだり食べたりしたら、きちんといらないものは出さないと、まずいことになりますよね。
私達が食べたり飲んだりしたものは、結局は血液になって、肺で酸素を混ぜて身体中の細胞1個1個に配られます。
そして細胞の代謝により排泄されたものは、当然あの形やあれになり、完全に外へと。
肩こりの科学から導き出されたあなたのコリ感とだるさの正体は、「筋細胞の酸素と栄養不足、そして排泄不足。」
排泄と言っても、さっきの出す方みたいに目に見えるものでなく、「代謝されるべき、疲労物質」となります。
酸素がたくさん混じり、栄養分(これはブドウ糖になりますが)を含んだ血液が常に細胞に配られ、筋肉が働いたあとに自然とつくられる疲労物質が、きちんと外に出されてなくなれば、コリ感やだるさは限りなく消え去るでしょう。
しかし、筋肉が働くために使われる血液の流れが悪ければ、酸素・栄養・排泄のすべてがうまくいきませんから、コリ感とだるさはずっと続いてしまうというわけです。
あなたが何かの施術(セラピー)を受けることで、コリ感やだるさが解消したとしましょう。
らくになりますよね。
その理由は、緊張し続けていた筋肉の中に溜まった疲労物質が、血流の改善によって代謝されたんです。
そして、きれいな血液が供給された筋細胞たちは、元気に働くことができるというわけです。
今回はここまでとなります。
次回、5回目、(肩こりの科学)自律神経への影響では、つらいコリ感とだるさを伴う肩こりが、あなたの自律神経系に、大きな影響を与えてしまう理由などについて説明していきます。
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