あなたの腕や手の痛み、「頚椎症性神経根症」かもしれません【三井温熱ブログ】

三井温熱ブログ

こんにちは。三井温熱東京浅草サロンの徳山聖徳です。20年くらい、三井温熱療法を中心とした施術を続けてきた柔道整復師です。

今回は、腕の痛みや痺れの原因についてのものとなります。

「腕が痛いんです・・・・痺れます・・・・怠(だる)いんです・・・・」

「こんなお悩み抱える人・・・・けっこういますよ」

本人は、腕や手に症状を感じているものだから当然、腕や手のどこかに原因があると思っているんですね。

「腕の痛みや怠さがつらすぎて、懸命に自分の腕を揉みほぐしてる、なんていうことも」

腕を触りたくなる気持ち、とてもわかります。が、

「あなたの腕や手のつらさの原因は、首なんですね。」

それでは、実際の症例とともに、解説していきましょう。

目次

  1. あなたの腕や手の痛み、「頚椎症性神経根症」かもしれません
  2. 【頚椎症性神経根症】痛みと痺れの治し方
  3. 【頚椎症性神経根症】こんなときは、「要注意」
  4. 【頚椎症性神経根症】は完治するのか?(その後の経過)

あなたの腕や手の痛み、「頚椎症性神経根症」かもしれません。

「腕や手が悪いんじゃないですよ」

紹介で、「三井温熱東京浅草サロン」に来られた、50代女性のお話となります。

彼女の訴えはこうです。

「腕が痛いというか、しびれるというか、あと首もこってる、というより痛いです!」

こんな症状を訴える人、多いんですよね。

なかにはもうすでに整形外科を受診して、レントゲンやMRIで検査後、そこで今回のテーマである「頚椎症性神経根症」(けいついしょうせいしんけいこんしょう)と言われている人もいます。

自らネットで調べまくり、うすうす自分のつらさの原因に気づくかたもいますけど、おざなりな治し方しか載っていないがために、どいうしていいのかわからない方も多い。

たいていはですね。「腕の痛みと首なんて、別々のものだろう」、と考えることが多いですし、皆さん、首よりも、腕の症状をひどく気にしてたりします。

「先程の女性の患者様は、整形外科受診されていない方」p

原因がわからず、一ヶ月以上も腕や手の痛みが続けば、不安になるのも当然のことでしょう。ましてや、職業は大きめの介護施設の調理師で、週5日勤務。

大きくて重い調理器具の取り回し、大量の食材を切ったり、きざんだりは、手や腕に大きな負担がかかります。 事実、「手や腕を使うことは首を使うこと!」なんですね。

画像1の①〜④の順番で、腕から首に力が伝わるんですね。

無理やり理屈を当てはめたのではないのです。手や腕の使いすぎは、首の骨に大きな負担をかけてしまうんですね。

画像1

骨の名前でその場所がすぐに思い浮かぶ人は稀、ですよね。ましてや文章だけで想像するのはむずかしい、です。

ただここは、「腕や手の使いすぎが、首の骨に大きな負担になるという事実」だけをお伝えさせてくださいね。

手や腕を使うとそれが肩に伝わり、肩甲骨を介して、最後は首の骨へとその力が伝わります。すべての動きは連動しているのです。

そのうえ仕事中は首を下に向けたまま、力も入り緊張してますよね。人の頭は、想像以上に重いんですよね。とくに女性は、男性に比べて首周り、肩周りの筋肉の量も少ないですし、首の骨も細くて小さめ。

腕や手の使いすぎは、首の骨に大きなストレスをかけてしまいます。

さあ、先程の「真面目で仕事熱心な女性が抱えるお悩み・・・・

腕と親指の痛みに近い痺れ、そして絶え間ない首のこり感・・・・

あなたの症状は、頚椎症性神経根症”(けいついしょうせいしんけいこんしょう)だと思います。」 

頚椎症性神経根症とは

(注…..)「私は、柔道整復師ではありますが、整形外科医による確定診断ではないので、通常は症状について、「私は・・・・だと思います」という伝え方をしています。」

頚椎(けいつい)、首の骨ですね。

画像2に示すようにひとつひとつ別れていて首の骨を後ろ側からみるとここ、椎間関節(ついかんかんせつ)といいます。

画像2

そして画像3は、首の骨を前側から写したもの。椎間板ルシュカ関節が見えます。7つある首の骨は全部、前側は椎間板、後ろ側は椎間関節、という名前の関節で繋がれています。画像3

膝が痛い人もたくさんいますが、あれは膝関節ですよね。

首の骨も関節なので、「椎間関節が、変形または変性しますと、膝の関節と同じように、ここの関節内に水がたまったり炎症を起こしたりすることがあります。そうすると首が痛くなる。」さらに、画像3に示される椎間板が潰れてくると、椎間関節の幅が狭くなってきてしまいます。

そしてここは、前側の椎間関節のなかでも特に狭い形になっている部分。

ルシュカ関節をみてください。骨の形をよくみてもらうとわかりますが、ここだけ椎間板が”薄っぺら”にみえますね。

変形しすぎると骨棘(こつきょくと読みますが、骨のとげみたいなもの)その骨棘が、画像4にある、神経根に悪さをするのです。

神経根(しんけいこん)というのは、神経の根もと、という意味で少しふくらんだ形をしているのが特徴ですね。

骨棘により、余計な刺激を受けた神経が、あなたの腕に痛みやしびれを感じさせるのですね。なぜ、腕や手に痛みや痺れの症状がでるかというと、きちんとした理由がありまして、首の骨には変形を起こしやすい場所がほぼ特定されているからです。その場所は、画像4に示す通り、首の骨の5番目から7番目のルシュカ関節のところです。黄色の神経が出ているでしょう。

画像4

どうやら私たちの生活習慣においては、画像4で示すC5〜C7周辺の首の骨に負担がかかるようです。

矢印で示していませんが、C1から下に数えていただくと、C5とかC6がどこなのかわかりますよね。

いろんな方の、レントゲン画像やMRIの画像をみましたが、それは事実でした。

画像5

頚椎症性神経根症になる原因【まとめ】

  1. 生活習慣で首の骨に負担がかかり続け、椎間板が潰れていく。
  2. ルシュカ関節で上下の幅が狭くなる。
  3. 骨の変形が起こり、まるで棘(トゲ)のような形になる。骨棘の形成
  4. 椎骨動脈神経根に悪い影響を与えてしまう
  5. この神経根が、腕や手に向かうので、腕や手に神経の異常感覚(痛み・しびれ)がでる。画像5

結果あなたにとって、大きなお悩みのもとになる。

「うーむ・・・・”頚椎症性神経根症”がなんなのか、ということを懸命に説明しようとしましたが、如何なものでしたでしょうか・・・・。」

次回は、【頚椎症性神経根症】痛みと痺れの治し方について解説します。

コメント

  1. […] 第1回目 あなたの腕や手の痛み、「頚椎症性神経根症」かもしれません […]

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