こんにちは。
柔道整復師のトクヤマです。
治療という職業をはじめ20年になります。三井温熱療法を中心とした治療法で、肩こり・腰痛・自律神経失調症が原因のいろんな症状の方に日々向き合っています。
膝が腫れて痛いなら、これを知らなきゃ危険!
- 膝が痛いあなた。
- 膝が腫れてるあなた。
- 膝にたまった水を抜いたことのあるあなた。
- 膝が痛いからストレッチしてても効果がでないあなた。
- 整骨院や整体でその場限りで痛みが緩和してるあなた。
あなたが深く理解していない重大な事実があります。
どんなにいい治療を受けようとも、ゴッドハンドにその場だけ、痛みをラクにしてもらっても、今から話すことをきちんと理解したうえでお金を使わないと、
「そのお金と、あなたの大切な時間はムダになります。」
聞いたことあるし、なんとなく理解してるでしょうけど、
「その本質がわからなければ、あなたの膝の痛みが解消されることはありません。」
膝が腫れて痛いなら、【炎症】の意味を知るべき。
身体には、いろんな痛みがありますが、今回は膝の痛みに限定して話します。
膝の痛みの原因がたくさんあることは、ご存知なはずですよね?
その代表的なものが、「膝の関節の軟骨がすり減る」
ということなんですが、それ以外にも、あなたの膝の痛みの原因はたくさんあります。
「レントゲンでわかることはごく僅かだということ、知ってますか?」
せいぜい、「軟骨がすり減ってる」、という大雑把なことしかわからないんですね。
ですので、あなたの膝の痛みは”軟骨のせい”にされてしまう。
「そのほうがお医者さんにとっては、あらゆる面でラクなんです。」
「痛み止めと湿布でOK!」、です。
とくに町医者(整形外科)に行くと、こんなお座なりな診断と治療を受けている方が普通です。
「やる気がないのか?」
「患者の立場にたって思考ができないのか?」
「ただたんに、薄らボケなのかわかりませんが、そんな話を患者さんに聞くたびに、呆れると同時に、怒りさえも感じてしまいます。」
炎症とは
あなたの痛みの原因をほりさげましょう。
「炎症とは、壊れているところを掃除している状態のことです。」
あなたの膝の痛みの原因が、軟骨、靭帯(じんたい)、腱(けん)、半月板(はんげつばん)、筋肉、いずれかであっても、炎症があれば、それはそのいずれかが壊れてしまっていていま、
そこを治すために炎症が起きている、ということなんです。
細胞たちが働いているんですね。そしてその細胞たちがちゃんと働くためには、よりよく働くためのいい環境が必要です。
壊れたところを治すために、さらに形を整えて(壊して)、壊したものはゴミになりますのできれいに掃除する。
そしてその後、今度は新しく作る方の細胞に受け渡す。(炎症から修復の過程)
「その間、必ず炎症という道を通る必要があります。」
それがないと壊れたところを治す細胞たちが働けない。
ですので、あなたの膝が今、どんな状態にあるのか。
炎症の途中?もう炎症が終わってる?
それを判断し、その時のあなたにとって適切な治療アドバイスができる人に診てもらわないと、治らないどころか、ますますひどくなるでしょう。
整形外科でも、接骨院(整骨院)でも鍼灸でもいいですが、あなたが納得のいく説明ができない先生に診てもらっても、時間の無駄ですからね。
診断の分かれ道は、
炎症が原因の痛みなのか、そうじゃないのか。この2つだけです。
「なぜなら、炎症ある、なし、で、治療の仕方がまったく違うからです。」
治療の仕方考え方が違ってしまうと、治らない。
炎症が起こる原因はたくさんあります。
それを見定めるのが、先生の役目です。
そして、あなたの痛みがはやくなくなるための最善のアドバイス、この先の生活の仕方、身体の使い方ですね。
【炎症】のときは何が正解?
炎症が起きているときは、細胞が壊れているところを治そうとしてるときです。
例えば、大きな地震が来て、建物にダメージがあったとしましょう。
直そうとしてるときには、大きな余震なんかで揺れないでほしいですよね。
それと同じですよ。細胞って超小さいものですからね。
毎分毎秒コツコツと、あなたの痛めた部分を治すために、勝手に働いてくれてるんです。
「ましてやきちんとあなたに痛みを感じさせることで、安静にしててくれと教えてくれてるじゃないですか。」
「痛いところに血液をたくさん運んで、腫れを作ること自体が治るために必要な出来事なんですね。」
先程の話の余震は防げませんが、
「炎症という、膝が治るために必要な安静は、あなたの意思でできるはずです。」
安静とはいっても何もするなとか、動くなとか言ってるわけじゃないんです。
「なるべき痛くならないような処置をしてもらってください。(プロと呼べるような方に)」
または自分でできるよう、考えてください。(ググる)ということなんです。
接骨院はたくさんありますよね。
中には的確にあなたの炎症の状態を判断して、適切な処置をしてくれるところもあるはずです。
値段云々じゃありません。 遠いから近くに、でもありません。
いまのあなたに必要なのは、”癒やしではなく医療”ですから、きちんと診てくれるところに足を運ぶべきです。
事前に電話してあなたの状況を伝え、その時の相手の受け答えからでも、いいとこか、または行く価値もないところかの判断はつくでしょう。
そのためには今回の炎症の話などもよく踏まえ、あなたも自分から情報をとりにいってください。
今の時代、医者任せではだめです。
今回の記事では、炎症を簡単に説明しました。
次回は同じ炎症でも、慢性の炎症について、有益な情報をお伝えします。
徳山聖徳
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