整体、整骨院、整形外科、温熱、ストレッチ、あらゆるセルフケア。何をしても、どこに行っても手に負えない腰痛があります。多くは、筋肉に対しての方法となりますが、もしいつまでもあなたが望む結果がでていないのなら、あなたの腰痛の原因は筋肉じゃありません。 前回の記事はこちら
ストレッチでは手に負えない腰痛
実は私自身、けっこうひどい腰痛だったんですね。
朝起きるのがいやになるくらい腰が重いし、仕事にも支障があるし、何より好きなように走ることができない。
根性ふりしぼり、走り切る事はできてもその後のダメージがハンパないんです。
人にとって要(漢字が似てる)だということが身にしみてわかりました。
なんとか治すために私が行ったことは、
- 温熱やりました
- 整体行きました
- AKA(関節の治療)行きました
- 安静も湿布もしました
- 運動療法もやりました
少しはラクになるけど・・・・・
走れはしないし、腰の重さは取れない。
掃除機するのが5分超えるときついのですよ。
「普通じゃないですよね。」
そんなとき、腰痛セルフケアに力を入れ始めたんです。
このときは主にストレッチをやろうとしたんですが、全然教えられたとおりにできない。
股関節が硬すぎて、動画のストレッチもできない。
がんばってやると、あとで痛みが強くなったりするんですね。
でも温熱療法で筋肉を柔らかくしながら、テニスボールとかで硬いところを押しながら努力しました。
少しずつですがラクになっていったんです。
多分、おとなしくしてればヤバいほど痛くはならないし、歩くだけならいくらでも歩ける。
仕事も変な姿勢を長引かせなければなんとかなる。でも・・・・・
オレの腰痛の原因は筋肉じゃない!
誰にでもできることができない。無理はできない。
その状態は相変わらずでした。
「これって腰痛が治るということとは、程遠い事実じゃないですか?」
そういうことなんです。
筋肉をやわらかくすれば、姿勢を改善すれば、腰痛は治る。
確かに治る例もあるのは事実で、それについては前回までの記事に書いてきました。
「しかし、そうじゃないんだな。」
「原因が筋肉ではない腰痛は、このやり方では治らない」
そうじゃない例を私以外にもたくさん診てきました。
ヤバい腰痛はほんとうにヤバい。
椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症を甘くみるな!
整形外科で診断されても、整体と本気レベルのストレッチを続けることで、腰痛改善することもある。(確率はかなり高いです)
「しかし半分は改善しない。ここが大事だ。」
痛みが軽減されるのと、痛い本人が望む到達点は一致しない、ことが多い。こうなると痛い本人には治った感などないんですね。
本当の椎間板ヘルニアや・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症は何が怖いか。
神経の症状なんですね。痛いのも神経、だるいのもしびれるのも神経、筋肉が勝手に硬くなってしまうのも神経なんです。
いくら筋肉をやわらかくしても、がんばってストレッチしてもすぐに硬くなる。
たまたま治療がうまくいっても無理をすればすぐに痛みは再発、おまけに悪化進行していきます。
進行性の症状なんです。これを本当に理解している人が少ない。
患者さんも治療師もです。
あなたの腰痛の原因が筋肉じゃないときはどうするか
「結論は骨・関節に目を向けるべき、です。」
骨・関節にアプローチしつつ、筋肉もいい状態に維持する。姿勢矯正も積極的にしていく。
私が実際に行っている腰痛改善方法については、最終回である次回の記事にしたいと思います。
三井温熱東京浅草 徳山聖徳
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