「自分の腰痛を治したい人」、「腰痛でお困りの人を、なんとか治してあげたい治療家向け」の記事です。
腰痛というキーワードに関心がある方は是非、前回までの記事も読んでいただければ、と思います。
毎回、嘘も誇張も一切ない有益な情報を書きます。
いよいよ腰痛に関しての記事としては、最終回となります
セルフケアでなんとかなる軽度の腰痛から、数か所の治療院に通われても治らない、重度の腰痛まで、全5回の記事で解説しています。
わたしは重度の脊柱管狭窄症が原因の腰痛です。
ですので、ありきたりの方法では改善しないのです。
”自分の腰痛をどこまで完治に向かわせるか” を基準に、あらゆる方法をもって、多くの腰痛に悩む方に対処してきた経験を記事にしているので、記事内容に信用性はあります。
わたしが、自分の腰痛を治すためにしてきたことは下記です。
1. 温熱やりました
2. 整体に行きました
3. AKA(関節の治療)に行きました
4. 安静も、湿布もしました
5. 運動療法もやりました
結果は、ダメでした。
腰痛は、痛みは、ラクになるんですよ。
でも、わたしが望んでるのは、自由に走れるようになることです。
10km以上走り、その後腰の痛みが出ない状態が、私の治ったという実感、なのですね。
一生治らない腰痛のシナリオ
まずは、事実を知ってください。
医学的根拠(エビデンス)は無視するべきじゃない 。
わたし自身もそうでしたが、わたしが診た腰痛患者さんで、ほぼ全員に共通していたことがあります。
脊柱管狭窄症・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア。
この一度は耳にしたことがある、治りにくい腰痛の病名。
実は病名はそれほど気にすることではなく、大事なのは炎症があるかないか、というところにあります。
炎症があるうちは、整体・マッサージ・ストレッチ・あらゆるセルフケア方法、何をしても治りません。
「むしろ、何かをすることで腰の痛みをラクにしてしまうと、あなたはまた無理して動いてしまうでしょう?」
そうなるとさらに炎症がぶりかえして、痛みも戻ります。
この状態で、ストレッチなど全く効かない。
これを繰り返して、腰痛が悪化して、慢性の炎症に移行して、
”何をしても治らない脊柱管狭窄症・坐骨神経痛・椎間板ヘルニアによる痛みになるんです”
わたしもそうでした。
前回までの記事で書いてきた、いろんな方法に真面目に取り組んで、痛みをラクにしては自分のしたい生活スタイルを持続する。
徐々に症状が進んでしまい、最後は両足の裏がしびれるという結末です。
「手術しちゃうかな・・・・」
本気で考えましたね。
わたしの腰痛改善方法
1.炎症を消し去る
2.高温熱刺激で脊柱管内の血流をよくする
3.温熱で股関節をやわらかくする
4.やわらかくした筋肉たちを少しづつストレッチする
5.姿勢改善して、身体の使い方を変える
全部セルフケアでOKです!自分で改善できます。
上記を簡単に説明します。
1.炎症がなくなるまで無理はしない(痛いことはしない、要は安静です。)。
2.温熱器で熱いくらいの刺激を腰椎(腰の骨の周り)と仙骨に毎朝する。
3.温熱器という身体を温める器具で股関節周りの筋肉をみんな弛める(やわらかくする)。
4.やわらかくした筋肉たちを、腰が痛くない程度にやさしく根気よくストレッチして、常に硬くなりすぎないようにする。
5.姿勢改善・ただしい身体の使い方に気をつかう。(再び炎症にならないために必須)
「わたし、走れるようになりました!」
まだ10キロには届きません。でも、「5キロくらいなら問題ない」くらいまでになりました。
走ることは生きること。自由に走れると気力も充実します。
温熱という言葉が出てきましたが、わたしが言っている温熱を深く知ってる方もいれば、よくわからない人もいますよね。(唐突に温熱という言葉を出してスミマセン)
20年も温熱に関わってきたわたしも正直、重度の腰痛に関しては、「温熱じゃ無理だな」という結論に達していましたが・・・・・そうじゃなかった。
最後は「温熱」だ!(そう確信した経緯はまた書きますね)
これからも自分の腰痛、そして腰痛でお悩みの方を改善させるために、技術の精度を向上させ、本当に効果のあるセルフケア方法を広めていきたいと思います。
三井温熱東京浅草 徳山聖徳
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