【頚椎症性神経根症】こんなときは、「要注意」

三井温熱ブログ

いやになるくらいの首コリだけじゃなく、腕や手が痛いし、なんか痺れもある。これって何なの?

  1. あなたの腕や手の痛み、「頚椎症性神経根症」かもしれません【三井温熱ブログ】
  2. 【頚椎症性神経根症】痛みと痺れの治し方

首コリと腕の痛みや痺れの原因になる頚椎症性神経根症は、3つの記事で解説しています。上記青字は、前の2つの記事になりますのでよろしければどうぞ。

【頚椎症性神経根症】こんなときは、「要注意」

「首コリがひどすぎる!たとえば、首を動かすと痛いとか、何もしてないのに、腕にジンジンするような痛みやしびれがある」

結論から申し上げますと、こんなときには、やたらと首をさわるような治療をしてはいけません。

その時はらくになったつもりでも、痛みやしびれなどの症状がもっとひどくなる可能性が高いですから。

前回の記事でもあなたにお伝えしましたが、「頚椎症性神経根症」は、ただの肩こり・首コリじゃありません。

まちがった方法で治そうとすると、痛みやしびれがますます進んでしまう厄介な病ですからね。

炎症期・急性期にはむやみに触らない。 

「炎症期や急性期?」

なんとなくわかるけど、きちんと理解してる人は少ないのでは?(専門家ではない限りですが)

「骨折りました」めちゃくちゃ痛いですよね。「捻挫も痛い」どこかしら、肘でもヒザでもいいですが、「腫れるほどぶつけたら、それはもう痛いです」

風邪ひいて、「熱が38度以上もでたらツライです」

「さてこんなとき、あなたならどうしますか?」

  • 骨折したところを、もみほぐしますか?
  • 捻挫してても痛みをこらえて、歩いて治しますでしょうか?
  • ぶつけて腫れたところを、痛いほどさわりますか?
  • 熱が出てても、薬も飲まず、歩きまくって治りますか?

こんなときはすべて、炎症期・急性期です。

痛いところを触ってはだめです!

この事実からすると、頚椎症性神経根症にも炎症期・急性期。そしてこれとは異なる慢性期というものがあります。

「慢性期であれば、的確で安全な治療法なら行うべき、です。」

症状が軽くなり、これは前の記事にも書きましたが、骨や関節が変形してしまうのを最小限に防ぐ方法として、的確で安全な治療こそが最良となります。

炎症期・急性期……?  こんなときは、

安静です。では具体的に安静とは何か?

痛いことはしない、しびれるようなことはしない。これが原則です。

ちょっとでも首を動かすと痛いなら、「頚椎カラー」は必須になります。

頚椎カラーって何?」

「ほらよく交通事故かなんかで、むちうちになってしまった気の毒な方が、首に巻いているアレです。かっこうは悪いですが、頚椎カラーは炎症期・急性期の頚椎症性神経根症にはものすごく有効です。

炎症期・急性期のときは、きちんと安静にできてれば、5日もするとひどい痛みやしびれは治まります。(治ったわけではありませんが)

しかし、安静にしないで首や腕に負担をかけてると、(痛みを我慢して普段どおりに生活するとか、変な治療をするとかの意味です)治るどころかさらに悪化させます。

結論です。

「頚椎症性神経根症の炎症期・急性期には、むやみに触ったり触られたりしないようにしましょう」

炎症期・急性期でも、「三井温熱療法」は可です 

「なぜなら血流と自律神経の安定のため、そしてすべてのストレス軽減に三井温熱療法はいいから」

「こんなに痛いのに、こんなにしびれるのに、何もしちゃいけないなんてあんまりじゃない?何かしていいことはないの?」

「ですよね? お気持ちはよくわかりますよ」

「三井温熱療法」なら、積極的にしてもいいです。

理由はちゃんとあります。

三井温熱療法は、体の中の血液がきちんと流れるようにしてくれる温熱療法です。

あなたが痛みやしびれをすごく強く感じるときは、この場合、首やうで、そのものですね。

そこを直接温めたり、マッサージしたりすると、痛みやしびれが悪化してしまうことがあるので、しないほうがいいです。

それでは、何もしちゃいけないかっていうとそうじゃなくて、からだの中の血液の流れをよくすることは、首の痛みやしびれを軽くするためには、とても有効なことなのです。

「三井温熱療法は、自律神経を整えることにかんしては、最良最適な温熱療法だし、からだのつらさを、とてもらくにしてくれるので、あなたのストレスを軽くしてくれます」

首が痛くてしびれる。いつ、らくになるのかどうか予想もつかない。先の見通しがない。

それって肉体的にも精神的にも大きなストレスになりますよね。

ストレスは自律神経の交感神経のほうを緊張させてしまいますからね。

体中の血管は、交感神経が緊張すると縮んでしまうので、それだけで首や腕だけでなく、からだのあちらこちらに不調を感じるようになってしまいます。

「そりゃあそうです。血液のながれが滞ることは、あらゆる不調の原因になりますから」

不調があちこちに及べば、それがまたストレスになる。

ストレスによりさらに交感神経の緊張が続いてしまうと、痛みやしびれをもっと強く感じるようになります。

痛いとかしびれるというのは、感覚神経というものが働いていて、それをあなたの脳が痛みやしびれとして感じるのですね。

「交感神経の緊張は、痛みやしびれといった感覚を、むだに過敏にしてあなたに感じさてしまうのです」

三井温熱療法は、交感神経の緊張をやわらげ、からだの中の血液の流れをよくしてくれるので、炎症期・急性期の首の痛みやしびれがあるときでも、積極的にしてもいい、的確で安全な温熱療法です。

信頼できる医療機関に診ていただく。

首やうでの痛みやしびれをともなう「頚椎症性神経根症」(けいついしょうせいしんけいこんしょう)

三井温熱療法や、安全で的確な整体術、科学的根拠のある治療法ならば、あなたはらくになるということを実感できます。

「しかし、炎症があまりにも強いときは、ちょっと首を動かしただけで激痛を感じることもあります」

「睡眠中も、首やうでが痛くて眠れない、とかですね」

そんなときは、信頼できる医療機関で、きちんと診ていただく必要があります。

その場かぎりの治療で、そのときはらくになったとしても、「頚椎カラー」をしてもらい、きちんと安静にしてもらわないと全く治るどころか、さらに悪化してしまうこともあるのです。

「悪化してしまった人をたくさん診てきました」

三井温熱も、整体も、多くは民間療法であることは事実です。

「炎症は、きちんとした処置をすれば、2日で強い痛みはらくになり、5日でかなりらくになるという医学的根拠があるのです」

強い炎症期には、なるべくはやいうちに的確な対処をすることで、あなたがながくつらい思いをすることがなくなります。

整形外科や接骨院は、急性期や強い炎症期の症状にたいして、健康保険が適用できるという大きな利点がありますよね。

「しかしですよ。現状ろくなところがない」

湿布や薬がだめなわけじゃない。

湿布や薬は、的確に処方されれば、ものすごく有効です。

「でもそれだけじゃだめで、あなたの生活スタイルにピッタリと合うような、あなたのつらさに寄り添う生活指導を、少し時間をかけてしてくれる医療機関にかかってください」

急性期の炎症をはやく治める(おさめる)最良の方法は、的確な固定と安静ですからね。

  • 「動かすと痛いから、動きを制限してくれる的確な固定です」
  • 「痛みが強すぎると交感神経も緊張して、血液のながれが滞り、さらに痛みがとれにくいので痛み止めの処方です」

それをきちんとするのが、健康保険が使える医療機関の義務ですよ!

「幸いなことに、わたしのところでは、急性期の炎症期や複雑な慢性期と判断したときには、なるべくはやく患者さんが的確な治療を受けられるよう、信頼できる医療機関と提携することができています」

今回の記事は以上となります。

 

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