自律神経専門温熱療法・血の巡りが悪い身体が引き起こす症状

三井温熱ブログ

今回の記事は、「こんな症状の方がこれから増えてくるんだろうなぁ」という、実例をシェアしながらのものとなります。

間違いなくそうなるでしょう。

自律神経専門温熱療法・血の巡りが悪い身体が引き起こす症状

以下、現場の実例です。

自分の症状以外は、何も話したがらない人でした。

もともと寡黙な方?いや本当は、気さくでおしゃべりなのかもしれません。

あまりにもつらいと、人は心を閉ざしてしまいがちです。😔

本人の1番の悩みは、「治らない腰痛」ということだったので、私が診ることになりました。

ここ、東京浅草にある温熱療法を受けに来られる腰痛患者さんで軽傷、いわゆる大したことがない腰痛なんて例はほとんどありません。

案の定彼も、整体や針灸にも通いつつ、「治るための他の手段」を検索した結果、たまたまここに来られたんですね。

基本的な腰痛検査をしてみたところ、”こと腰痛に関しては”、それほど重症だとは思えません。

デスクワークの時間が異常に長いことと、本来なら休日の土曜さえも仕事しなければならない。ことを考えると腰痛は当たり前ということになります。

本人が訴える「首の異様なコリ感」も触った感じから言えば、それほどでもありません。

本人さえ真面目にやってくれれば、
「ストレッチと姿勢改善で解決するレベルの悩み、に見える。」

「でもね。そうじゃない。それは普通のありきたりの判断であり、オレが重視すべきは、患者さんの生の訴えなんだ。」

「本当につらくなければ・・・・・なんとかしたい!・・・・・と心底感じなければ、わざわざ来やしない。」🙁

もういちどしっかりと、彼を見直してみる。

虚ろな表情と血の気のない顔、いかにも生気の感じられない声。

彼はもう3年もそんな状態の中、仕事をやり続けていたんですね。😔

デスクワークというごく普通の仕事が、本人が思う以上に身体をいじめてしまうことを、知ってますか?

長時間の座り仕事は、確実に首の骨や腰の骨にすさまじいストレスを与え、例外なく猫背の人を量産します。

頭だけ働かせ、指を酷使することが、どれだけ健康に悪いか知っていますか?

慢性的な肩こり・腰痛の原因になるんです。
「そうなっても仕事はやり続けなければいけない」ので、肩こりも腰痛もよくなることなんてないんです。

血の巡りが悪い原因は自律神経にある


首や腰の骨が悪くないのに、いつもつらい肩こりと腰痛がある人。
姿勢改善とストレッチをしても効果を感じられないのなら、それは全身の血液循環が悪いからだ。

血液を体中に回しているのは、言うまでもなく全身の血管です。
そしてその「血管に命令を出してるのが自律神経です。」

自律している・・・・・身体が自動的に、生きるために必要なことをしてくれてるんですね。

デスクワークは頭を使うので、脳にたくさん血液を勝手に送ってくれてます。血液が脳に行かないと思考がまとまらないんです。

これも自律神経のお仕事。

でも本人は仕事に集中してるので、
「交感神経緊張の状態がずっと続いちゃう。」
そうなると全身の血管が縮まって細くなります。
その結果、全身の血流が悪くなってしまうのですね。

「こんな習慣が3年も続いてみなさい。自律神経が壊れちゃう!」😳

自律神経失調症ですね。

デスクワークで酷使されてる首や肩、腰。

酷使されすぎてるのに、さらに血液もまわしてもらえなければ、そりゃ慢性化しますよね。

しかも自律神経失調症。もう仕事終わって、リラックスタイムのはずなのに、ずっと血液循環は悪いままです。

「これじゃ肩も腰の疲れも回復してくれない!」

「 完全慢性化のできあがりです。整体だけでよくなるわっきゃない!」

自律神経専門温熱は【高温熱刺激】です


高温熱刺激が自律神経失調症には最適だと思ってます。

しかし、なかなかうまくいかないときもあるんですね。

「 熱い!はずなのに、熱いと感じない。感じてくれない。」

身体が訴える不調の悲鳴を無視し続けると、こんな不思議な身体になってしまうことがあります。

いわゆる異常な皮膚感覚になってしまってる。(本来なら熱いはずなのにそれほど熱いと感じない状態)
高温熱刺激しようとすれば、高い確率で 火傷の危険が高まります。火傷させるのはこっちも御免なので、慎重にならざる負えない。

「そうなると守りの温熱になるんですね。」

私の持論にはなりますが、守りの温熱療法は自律神経にたいする効果が弱い。

結果が出にくいのです。「でも結果は出したいし、出さねばならん!」

工夫に工夫を凝らし、感覚を集中させて熱を入れていきます。

今、起きている事実を相手と確認しあいながら、納得しあいながら熱を入れていきます。

「そうしていくと、やがて正常な感覚がもどってくるんですね。」

本来、皮膚の細胞がするべき仕事をしてくれるようになれば高温熱刺激がじわりと効いてくるんです。

青年の声に感情と覇気が混じりはじめ、希望の色が浮かんだのは、二回目の温熱が終わったあとでした。

次はどこまで効かせられるか。どこまで望みに応えられるか。

徳山聖徳

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