温熱療法をやりはじめてから20年近くになろうとしてるのか。
世界中に温熱療法はたくさんあるけど三井とめ子さんが残した温熱療法は古典的な位置づけになるのかもしれない。
それは昔のチベット医学にまで立ち返るほど奥が深いんじゃないかと思ってます。
数年前に中国国境に近い地域のチベットに訪れたことがある。
仏教に起因する哲学に支えられたチベット医学。
未だに古典的な医療だけど西洋医学に比べ、優れたところも多く、いまの三井温熱の理論にも通じるところがあると感じた。
それは人の心を充分に活かしきる医学。
心身が常に共にあるという仏教を前提とした東洋医学の考え方か。
賛否両論はあるだろうけど、永年三井温熱で多くの方と接し、施術を施してきた私としては、本当に三井温熱の真価を発揮するには、人の心の力を充分に発揮させるように仕向けるのも重要なことなのではないかと思ってる。
それはなぜかというと、病気の大部分は自分でつくってきたともいえるからです。
そうじゃない人ももちろんいますけれど……
でも自分を見つめ直すことはとても重要だと思います。
真摯な心と三井温熱というこのチベット医学にも通じるものがある温熱療法が合わさることで、何か光がみえてくるんじゃないかと思う。
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