上手な温熱療法師が、無意識にしてること

三井温熱

それは才能なのかそれとも

この10年で、いろんなタイプの温熱プロをみてきた。私の温熱歴は20年近いので、さらにさかのぼり、いろんな温熱プロを思い浮かべてみると、プロとして成功してる人には、ある共通点があることがわかっているので、今回はそのことに触れていきたい。理由は、三井温熱療法をクライアントに対してきちんと行い、結果に結びつけるには、温熱の技術だけではだめだから。

そしてほとんどの方が、そのことに気がついていないので、本来だせるはずの温熱効果をだせずに悩んでる事例が、とても多いからである。

安心していただきたい。結論として、これは技術ではなく才能でもなく、知って、心掛ければ、誰にでも身につくスキルである。

まず自分がプロに受ける

なぜか? クライアントの気持ちを知るためである。あなたは温熱の良さを知っているが、相手は知らない。あなたは、効く温熱にはある程度の熱刺激が必要だと知っているが、相手は全くわからない。そもそも熱すぎて、(熱さは痛みとして脳に認識される)事前のあなたの丁寧な説明などはぶっ飛んでいる。なので、熱いだけでストレスがたまり、温熱のよさが認識できない。

そもそも、身体の不調を抱えている。中には、命にかかわる病を患う人もいる。精神的に追い詰められてる人もいるのだ。その人に、「痛みとほぼ同じ熱刺激」で勝負していかなければならないのだ。相手の気持ち、置かれてる立場、内面に抱える、得体のしれない何かを感じ取ることだ。

プロとして成功してる人、高温熱刺激の真価を発揮できる人は、意識的に、または、無意識にこれをやってのけているのだ。例えまだ未熟な技術でも、これができる人は自然に相手に受け入れられ、徐々に自分のペースに引き込みながら、いつのまにか効く温熱をしてしまうのだ。

自分がプロに受けることで、「温熱の深い優しさ」を学び、(これはテクニックである)自らが、熱さや気持ちよさを理解することで、あなたが接する人に響く、あなただけの言葉で温熱の価値を伝えられるようになるのだ。

なぜ熱いのか?それがなぜ必要なのかを情熱をもって語る

情熱はかならず相手に伝わるものだ。情熱は無理に出すものではなく、あなたが温熱を大好きで信じていれば、あなたの内面からこんこんと湧き出てくるもの。

情熱なくしては、高温熱刺激の温熱療法を、活き活きと語ることはできないし、相手も、「よしっ、きちんと受けてもっとよくなろう!」という気にならないのだ。

信じるためには、温熱をより深く知り、自分が温熱ですごく楽になることを、身をもって体感している必要がある。三井温熱と他の温熱との違い、三井温熱のなかでの、高温熱刺激療法の立ち位置などははっきりしてるので、その気になれば迷うことなどない。

さあ、体感しよう。そして探求していこう。

優れた温熱療法師は、ますます必要とされるのだから。

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